皆さんこんにちは。
「令和2年7月豪雨」・・・本当に大変ですよね。被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
ここ数年ですが、テレビを見ていると、毎年毎年「記録的」とか「観測史上1位」とか「数十年に一度」とか「これまでに経験したことのない」という天気に関する情報が飛び込んでくるように感じます。
いままで「異常気象」と呼んでいたものが、これからは日本の気候の「常識」になるのではと感じています。
私は気候に関するスペシャリストではないので正確なことは言えませんが、少なくとも私が小学生だった頃の「夕立」や「にわか雨」という夏の風物詩のような感覚から、近年は災害的な「ゲリラ豪雨」というイメージに大きく変わっていると思います。
どこかのテレビ番組で元大阪府知事の橋下徹さんがこれからの災害対策は、危険な地域に住まない、住まわせないという対策も必要になってくるとおっしゃっていましたが、様々な想い出が詰まった地元であっても、命を守るためにそうした対応も必要だと思いました。
実は私、東日本大震災の復興支援ボランティアとして、津波の被害にあった石巻市の個人宅に行ったことがあるのですが、一番厳しいと感じたのはにおい、悪臭です。マスク越しでも強烈に鼻をつくにおいは今でも思い出すほどです。
私は女性だったので家の中の重たい家財道具などの運び出しはせず、ガラスや網戸、床や壁を高圧洗浄機や雑巾などでふいて綺麗にする作業をしていましたが、海や川の水が乾いてくると何とも言えない不快なにおいがして、どんなに丁寧に洗ってもなかなか取れませんでした。
今回の令和2年7月豪雨で浸水被害にあわれた方は、すごく大変な対応に追われていると思います。
平年通りであれば、来週には梅雨明けの可能性もありそうですが、1日も早く日常生活が戻ってくることをお祈りしています。
コロナにも言えることですが、未来の日本はこのような何らかの災害が毎年起こってくるようになるのではないかと思っています。
自分の大事な人を守りながら生活しながらも、苦しいことがあったときは、いつでも誰でもが家族のようにお互いに助け合うことができる、そんな世界にしていきたいと思います。
